藤原道隆の家族である妻の高階貴子、子の藤原伊周、隆家、定子、定子のサロンで活躍した清少納言の紹介と大河ドラマ「光る君へ」のキャストとして登場している俳優の紹介をします。藤原道隆は父の兼家から関白の座を継承します。そして息子の伊周、隆家を出世させ、定子を入内させ中宮にします。しかし、病により43歳で没してしまい、これにより順調であった関係者の運命が大きく変わっていきます。
藤原道隆の妻:高階貴子(生年不詳 – 996年没)
高階貴子は平安時代の女官であり、女流歌人としても知られています。通称は高内侍、または儀同三司母。平安時代の重臣、藤原道隆の妻として、藤原伊周ら三男四女を産みました。道隆の死後、息子たちが政争に敗れる中、996年に亡くなりました。彼女の作品は後世にも評価されています 。
板谷由夏:「光る君へ」の高階貴子のキャスト
藤原道隆の子供たち
藤原伊周(985年生まれ – 996年没)
藤原伊周は平安時代中期の公卿で、最高位は正三位・内大臣に達しました。彼は藤原道隆の嫡男として急速に昇進し、若干21歳で内大臣にまで昇進しました。しかし、彼の政治的な成功は父の強引な支援によるものであり、これが他の貴族からの不満を招く原因となりました。長徳の変(995年-996年)では、伊周は政敵である藤原道長と激しく争い、最終的に大宰権帥へと左遷されるという政治的失墜を経験しました。この政変によって伊周は政治の表舞台から退くこととなりました。
三浦翔平:「光る君へ」の藤原伊周のキャスト
藤原隆家(979年 – 1044年)
藤原隆家は、平安時代中期の公卿で、藤原道隆の四男です。官位は正二位、中納言に至りました。主な業績には、大宰権帥として1019年の刀伊の入寇を撃退したことがあります。また、政治的には長徳の変において、道長との権力争いに敗れ出雲権守に左遷されましたが、後に復帰しました。家系は後の世にも影響を及ぼし、多くの歴史的人物を輩出しました。
竜星涼:「光る君へ」の藤原家隆のキャスト
竜星涼(1993年3月24日生まれ、山形県新庄市出身)は、東京都で育った日本の俳優です。2010年にドラマ『素直になれなくて』でデビューし、特に『獣電戦隊キョウリュウジャー』での主演が知られています。その他の主な出演作には『ひよっこ』、『アンナチュラル』、『同期のサクラ』などがあります。映画では『orange』や『君と100回目の恋』などに出演。彼の演技は多岐にわたるジャンルで評価されています。
藤原定子(977年 – 1001年)
高畑充希:「光る君へ」の藤原定子のキャスト
高畑充希(1991年12月14日生まれ、大阪府東大阪市出身)は、女優、歌手、タレントとして活動しています。2005年から芸能活動を始め、多くの舞台、テレビドラマ、映画に出演。特にNHKの連続テレビ小説「とと姉ちゃん」での主演や、「過保護のカホコ」などが知られています。また、「ごちそうさん」での歌唱も評価されています。舞台「ミス・サイゴン」や映画「植物図鑑」など、多岐にわたる作品に出演しています。
ちなみに
『小右記』には…
正暦元年(990)10月5日条
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内裏(だいり)に参った。今日、(藤原定子の)立后(りっこう)の儀が行われた。#光る君へ pic.twitter.com/2mZpggDBMg— 大河ドラマ「光る君へ」(2024年) (@nhk_hikarukimie) April 14, 2024
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