鎌倉殿の13人で新垣結衣が演じる八重姫の今後の展開は

鎌倉殿の13人

鎌倉殿の13人でガッキーこと新垣結衣が八重姫を演じているのが好評ですね。

八重姫は伊東祐親の三女で源頼朝と関係を持ったため、祐親に生まれた子は殺され、部下の江間次郎に嫁がされるという悲劇のヒロインです。

歴史上はここまでなのですが、物語の展開からまだまだ活躍しそうな雰囲気です。どのようになるのか推測してみます。

八重姫が江間次郎に嫁がされるまでの顛末

源頼朝が平治の乱の後捕らえられて伊豆に流されるのが、1160年(永暦元年)の時で13歳の頃です。

1175年頃には北条政子と結婚していたようなので、1170年頃に伊東祐親の監視下におかれていたと考えられます。その頃には23歳ですからちょうどよい時期でしょう。

頼朝は流人と言っても、行動は自由ですし、都で育ったわけですから、女性へのアプローチも洗練されていたことでしょう。そんなことから、八重姫と関係を持ち、千鶴丸という息子が生まれてしまいます。

千鶴丸が3歳になった頃、京の大番から帰ってきた父親の祐親に知られて、千鶴丸は殺されて、八重姫は祐親の部下である「江間次郎」に嫁ぐことになるのです。

記録ではここまでですので、本当は悲劇のヒロインで終わるはずだったのですが。

1180年(治承4年)頼朝が挙兵します。最初の石橋山の戦いでこそ敗れたものの、その後、安房(千葉県)に逃げて、勢力を集めて、鎌倉まで進軍します。

そして、富士川の戦いで平家が敗れた後は、関東を支配することになるのです。伊東祐親もその段階では処刑されてしまうのです。

八重姫のその後はどのような展開になるのでしょう

江間次郎に嫁いでからも、八重姫はしっかりお嬢様を演じていましたよね。夫である江間次郎はまるで、家来のようなものです。

また、頼朝に嫁いだ北条政子に対してもまるで小姑のようなふるまいでしたよね。

そして、北条と江間は川一つ挟んで相対していましたから、しかも江間の方が土地が高いところにあるので上からたえず見下ろして監視しているような感じでした。

しかし、どうやら頼朝への思いは断ち切れずに、頼朝が伊豆の目代である山木家を襲撃しようとしたとき、主人の山木兼隆が8月17日に居るかどうかを知りたがっていることを気遣い、矢文で知らせるという気力も見せています。

しかしここからです、2ヵ月後には伊東祐親も斬られてしまうのです。多分、夫の江間次郎もともに亡くなってしまうのではないでしょうか。これで八重姫は自由になるのです。

まさか、夫と父親の供養をするために、仏門にはいるなんて考えられませんから。この選択肢は省いて次の2パターンを考えてみました。

八重姫は北条義時に嫁ぐ

この案を支持する人が多いのです。根拠としてはこの後北条義時は江間の土地を治めることとなり、「江間四郎」と名乗ることになるのです。

そこで、江間次郎と若干混線するのですが、その人に置き換わるという筋書きです。

中には堂々と北条義時は江間次郎の子供を引き取って育てたとも言われていますし、息子の泰時は八重姫との間にできたこと言う説もあるのです。

確かに、義時は主人公ですから、そんな筋立てになれば、終わり近くまで楽しめそうですね。

しかし、この説には一つだけ問題があるようです。それは八重姫の性格です。ドラマの数回を見ていても、八重姫は頼朝のことは考えていても、義時は全く眼中にありません。多分現在の夫江間次郎と同じ目線で見ているのではないでしょうか。

そんなことですから、義時が八重姫に好意をもっていて、頼朝が義時と八重姫の結婚を命としたとしても、円満な夫婦関係は築けないような気がいます。

八重姫は源頼朝とよりを戻す

自然に考えれば、頼朝とよりを戻すのかなとも思います。頼朝の側室の中の阿波の局がそれではないかという人もいます。

しかし、これも問題があると言えばあるのです。何といっても正室は北条政子です。あの気の強い北条政子が果たしてこれで収まるかということです。北条政子はその後も頼朝の女性関係で相当な問題も起こしています。

今の段階では伊東祐親という北条よりは格上のお嬢様ですから一応の敬意は払っていますが、祐親亡き後はそうもいかなくなるでしょう。

本格的な争いになりかねません。そこのところをどのように描いていくかが注目点でしょう。

 

鎌倉殿の13人で新垣結衣が演じる八重姫の今後の展開のまとめ

このドラマが始まったときに、新垣結衣が出てくるのに、前半の限られた中で、悲劇のヒロインとして終わってしまうのにもったいないなと思っていました。

ところが、数回見ていくと、意外と存在感があり、しかも悲劇のヒロインというよりはお嬢様然として上から目線で対処する強い性格で描かれていました。

これでは、なかなか消えないなということで、考え直して、次の2パターンを描いてみました。さて皆さまはどのようにお考えでしょうか。

蛇足ながら、第4話「二つの矢」では、頼朝に知らせようと弓で付文を射る場面が出てきました。

最初は江間の土地は北条の土地よりも30mぐらい上にありましたので、そこから弓を射るのかと思いました。そうすれば水平距離100m~200mぐらいあってもなんとか届くかなという感じでした。

ところが、八重姫は川辺迄降りてきて、矢を放っていましたので、いかに現代人とは体力差があるとしてもちょっと難しいかなという距離でした。

しかも、矢に付けた白い布が矢の後ろの方に括りつけてありましたが、それでは、引っ掛かるので、矢の先の方に付けたほうが良いのかなとも思っています。

それでも、矢の飛んでいく様子はCGを使ったのでしょうが、素晴らしい軌道でした。今後の、八重姫の活躍に期待しましょう。

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