鎌倉殿の13人の朝廷と平家のキャストを紹介します

鎌倉殿の13人

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に出演する登場人物とキャストを簡単に紹介しています。関係者が膨大になるため、朝廷関係と平家関係のキャストを中心に紹介します。

このドラマのスタートは平家の全盛期ですので平清盛など平家一門の華やかな様子が描かれるでしょう。また、朝廷ですが当時は院政の全盛期ですので、上皇を中心に紹介します。

朝廷

この当時は院政の全盛期でした。その中で特段光っているのが、後白河法皇です。法王亡き後は後鳥羽上皇が力をもって政治を行っていました。

後白河法皇(1127~1192) 西田敏行

本来は皇位に就けなかったといわれていますが、近衛天皇の急死に伴い皇位に就き、譲位後は34年にわたって院政を行います。

動乱の時代を幾度も潜り抜けて生きてきたしたたかな政治手段で、保元の乱、平治の乱を生き抜き、平家との戦いでは木曽義仲、源頼朝には源義経などを操ったとされています。

源頼朝から言わせれば、日本国第一の大天狗ということです。今様の名手としても知られています。

この後白河法皇を西田敏行さんが演じます。コミカルな場面は少なそうですが、この食わせない人物像をどのように演じるかが見ものですね。ちなみに大河ドラマは14作目の出演です。1972年の新平家物語では、北条義時を演じていました。

丹後局(生年不詳~1216) 鈴木京香

本名は高階栄子。後白河法皇の側近であった平業房(なりふさ)の妻となるが、業房の死後法皇の寵愛を受けるようになり、1181年には覲子(きんし)内親王を生んでいます。

それ以降法皇の寵愛を信任を得て政治にも積極的に関与するようになります。法皇の死後、出家して山科に移り住みますが、その後も政治に関与を続けています。

こんな感じのしたたかな女性ですので、魅力たっぷりに描けることでしょう。

配役は鈴木京香さんですがすっかり大女優の仲間入りですので、このしたたかな役割、悪魔的な女性を描いていただけると思います。大河ドラマもこれで6作目になります。

平知康(生没年不詳) 矢柴俊博

北面の武士として後白河法皇の近臣となります。木曽義仲とは対立しますが、その後源義経と接近します。義経亡き後は鎌倉に弁明に訪れ、二代将軍源義家の蹴鞠相手となり側近となります。

頼家失脚後は京に帰ります。鼓の名手とも言われています。

朝廷関係にはこのように複雑な個性のキャラクターを演じる必要がありますが、矢柴俊博さんも大河ドラマでは5作目になります。

後鳥羽天皇・後鳥羽上皇(1180~1239)

壇ノ浦で平家が滅ぼされたとき神剣が沈んだままであったため、神器なき即位でしたが、1183~1198に後鳥羽天皇として在位しております。1198年から譲位して、太上天皇として院政を敷くことになります。

院政の改革や公務にも積極的に実施し、かなり強硬な施策を展開していたようです。三代将軍源実朝とは良好な関係にありましたが、将軍暗殺後は何かと幕府と対立するようになります。そして承久の乱に発展していくのです。

物語の最終段階で鎌倉幕府と対立する役割ですが、まだキャストの発表はありません。それなりの大物が出てくるかと思います。

平家

ドラマの初めは平家の全盛期ですので「平家に非ずんば人に非ず」という通りだっただろうと思われます。その平家の時代を築いたのは平清盛でした。平家の関係者から主要な人物をピックアップしてご紹介します。

平清盛(1118~1181) 松平健

伊勢平氏の棟梁・平忠盛の嫡男であり、自身も平氏の棟梁となります。母は白河天皇に仕えた女房で、天皇ご落胤説もあります。

保元の乱、平治の乱を勝ち抜いて、武士として初めて太政大臣となり武家政権をうちたてます。高倉天皇に自身の娘徳子を入内させ、安徳天皇の外戚となります。源氏による挙兵が上がる中、熱病で倒れます。

前半の重要人物ですが、松平健さんは大河ドラマ「草燃える」で北条義時、「義経」で武蔵坊弁慶を演じています。今回はグッと貫録が上がって、少し出ただけでも存在感にあふれていました。

平重盛(1138~1179)

平清盛の嫡男であり、父清盛を助けて武功もあり、順調に昇進を重ねて内大臣まで昇任します。専横的な父清盛に対して、情に厚く温和な性格であるといわれていましたが、実際は少し違うようです。

しかしながら病気のため清盛よりも早く没することになります。

まだ、キャストの発表がありませんが、平家の天下時代に父清盛の諫め役として描かれるのが常ですが、今回はどうでしょうか。

平宗盛(1147~1185) 小泉孝太郎

平清盛の三男ですが、清盛亡き後、平氏の棟梁として源氏との戦いを指揮します。最後は、壇ノ浦の戦いで捕らえられて、後に処刑されることになります。何かと評判の良かった兄重盛と対比される損な役割です。

小泉孝太郎さんは大河ドラマでは、「義経」で平資盛、「八重の桜」では徳川慶喜を演じています。

平徳子・建礼門院(1155~1214)

平清盛の娘で、高倉天皇に入内し、後の安徳天皇を産みます。壇ノ浦の戦いで捕らえられ、出家し大原寂光院で安徳天皇と平家一門の菩提を弔います。院号は建礼門院です。

キャストの発表はまだですが、重要な役割ですので何れ発表されるでしょう。大河ドラマ「義経」では中越典子さんが演じています。

池禅尼(1104~1164)

平忠盛の正室ですが、清盛の継母にあたります。保元の乱にあたって平氏が分裂の危機にあった時に、上皇方の勝利を予見して、一門が分裂することなく清盛に付くように子供たちに命じます。

これによって平氏は勢力を温存することができたと言われています。平治の乱ののち捕らえられた源頼朝の助命のために断食まで始めたと言われています。

一説によれば早世した子である家盛に頼朝が生き写しだったためとも言われています。

キャストの発表はまだですが、大河ドラマ「義経」では南風洋子さんが演じております。

鎌倉殿の13人の朝廷と平家のキャストを紹介のまとめ

鎌倉殿の13人を楽しむために予想される朝廷方と平家の出演者とキャストを解説してきました。

場面の展開によれば平家の出演者はまだまだ出てきます。今後キャストの発表は続いて、出演者が埋まっていきますので、楽しみにお待ちください。

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